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 弘法大師が四国を巡られる途  
    中、この地で白蛇を見つけました  
    が、白蛇は仏様の使いであること からここにお寺を建立し、白蛇  
    山・法淋寺と名づけたのが始まり といわれます。  その後寺運は栄えて、広い寺域  
    を持っていました。長曽我部元親  
    は京都へ登るに当って、先す身近  
    かな阿淡を攻めましたが、この戦  
    によって近郊の寺々は殆んど焼失 しました。  法淋寺もその例にもれずそのす べてを焼失しました。 
       その後正保年間(1644‐48)に山 号を正覚山、寺号を法輪寺と改  
    め、現在地に再建しました。  ご本尊は弘法大師が刻まれたと  
    伝わる釈迦如来涅槃像で、大きさ は80cmですが、火災にも難をのが  
    れることができました。  涅槃とは、お釈迦様が80歳に  
    なられ、沙羅双樹の下で最後の説  
    法をされ、入滅された時のお姿で す。   |  
    法輪寺は広々とした田園の中に 建ち、その風景に美しい色どりを そえています。 境内は土塀で囲まれ、焼け残っ た二層の山門には「正覚山」の額 がかがげられています。 門をくぐると境内には砂が敷き つめられ、イチ∃ウの大木がそび えています。正面に本堂、その右 に大師堂が並び、手前右に庫裏が 建っています。  |