ご挨拶

 平成19年4月25日、龍泉寺発祥の地に落慶した有田大観音堂は、女流仏師、飛梅沙羅應師寄贈奉納の聖観音大仏画を安置するお堂として建立されました。

 平成11年の龍泉寺での沙羅應師仏画展中での沙羅應師の一言「10メートルの観音さんてどんなんやろ」が始まりでした。その一言は「人々の安寧を願う」想いに誘発されてのことと住職には写りました。いつの日か観音様をおまつりする御堂を建てて、たくさんの人々にご縁を結んで頂き、今日の「癒し」と明日への「活力」の応援団たる菩薩様のお出ましにお力添えをさせていただければという想いで日々「念彼観音力」をお唱えいたしてまいりましたら、近年不思議の数々が起こり興って、住職の想い叶うこととなりました。

 この度の、ことは足掛け8年に渡る出来事ですが、その間只々観音様にさせられているという思いばかりでございました。そしてまた、多くの観音様変化身に支えられた8年のようにも思えます。有縁の方々が彼の観音の力をひたすら念じ御名を唱えて「癒し」と「活力」を得られんことを祈念します。

                                                   平成19年4月吉日   平瀬山 龍泉寺 山主 秀 知乗

 

真言宗 大覚寺派
平瀬山 龍泉寺
佐賀県西松浦郡有田町大木宿乙1337-1
TEL 0955-46-3007  FAX 0955-46-5032

有田大観音御堂 (龍泉寺飛地境内)
佐賀県西松浦郡有田町山谷牧甲2318-1 TEL 0955-46-2882