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 真言宗高野派 
 阿弥陀如来 
 799-02 徳島県鳴門市大麻町字桧木 
 0886-89-1536 
 高徳線坂東駅から西へ2km 

縁起

 行基菩薩の開基と伝えられま す。弘仁年間に弘法大師が訪れ て、27日間無量寿の秘法を修めら れると、結願の日に阿弥陀如来が 出現しましたので、大師はそのお 姿を彫刻して本尊とし、第2番の霊 場に定められました。ところが本 尊後光が鳴門の沖まで届き、漁業 や航海の妨げになりましたので、 本堂の前に小さな山を築いて光を さえぎったという故事から、日照 山と号したといわれます。  その後天正年闇に長曽我部元親 の兵火によって堂塔は焼失しまし たが、逐次造営されて、万治2年 (1659)に本堂が再建されました。 自家用車 1番札所から1.5km、約 5分位。

風景

 1番札所から約1.5kmのところに あります。  参道の極楽橋を渡って朱色の鮮 かな山門をくぐると左手に納経 所、庫裏があり、参道を左折する と左側に薬師堂、右に観音堂が 建っています。  さらに石段を49段あかると正面 が本堂で、堂内には、本尊阿弥陀 如来(国の重要文化財)か安置し てあり、壁面に地獄極楽図が揚げ られています。  本堂の右手やや高い所に大師 堂、そこから納経所へ向かう途 中、手水鉢の横に弘法大師お手植 えの長命杉があります。植えつが れて何代目かの老樹にはしめ縄が 巻かれ、高くそびえ、この樹の膚 にふれれば長寿をさずかるといわ れています。  庫裏の前の白砂を敷きつめた美 しい庭は参詣者の心をなごませて くれます。